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A.1 |
B65%
私たちの体重のなんど65%は水。生まれたての赤ちゃんはさらに多くて80%。水はいろいろな物質をとかし、体の中や体の外に運んだりして、生き物の生命活動にはなくてはならないものです。
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A.2 |
Aジュース(350cc)7本分
私たちが1日に必要な水の量は大人で約2.5リットル。飲み水をはじめ食べ物の中の水分や空気中の水分も含みます。人間は食料がなくても長い間生きられていられますが、水がないと10日も生きてはいけません。
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A.3 |
Bお風呂の浴槽1杯分くらい
私たちは、飲み水、炊事、洗濯、トイレなどに1日1人当たり200リットルから250リットルの水を使っています。だいたいお風呂の浴そう1杯分の水を使っていることになります。
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A.4 |
B家庭から出る生活排水
私たちの家庭から出る生活排水が、最も大きな原因になっているのです。例えば、油を排水から流さないようにしたり、洗剤やせっけんの量を減らしたり、水のムダづかいをしないようにするなど、川や海を汚さないようにみんなができることを考えましょう。
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A.5 |
A3.3杯分
食器を洗うときに、ラーメンの残り汁をコップ1杯分だけでも流すと、魚が住むことができるきれいな水に戻すためには、なんと約1t(1000リットル)の水が必要です。それは、300リットルのお風呂で3.3杯分になります。
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A.6 |
Bお風呂10杯分
フライパンやお皿に残った油をそのまま流しに捨てると、下水処理場で水をきれいにする役割を持った微生物が、その油で殺されてしまうこともあります。たったスプーン1杯の油でも、その水を魚が住めるくらいきれいにするには、300リットルのお風呂約10杯分もの水が必要になってしまいます。
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A.7 |
B浴そう4.5杯分
成人は1日に約270リットル、重さにして750gの酸素を肺から吸収しています。酸素は空気中に約5分の1の21%しか含まれていないから、肺の中に吸い込んでいる空気の量は酸素の量の約5倍で1,350リットルになります。だから約300リットルの浴そうで、およそ4.5杯分になるというわけです。
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A.8 |
A2人分
幹の直径が30cmの桜の木1本が、1年間に吸収する二酸化炭素の量は約760kg。1人の人間が1年間に吐き出す二酸化炭素の量は約360kgなので、だいたい2人分の呼吸を支えています。
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A.9 |
@約1年
自然は大きな力を持っています。これを還元力と言います。鳥や昆虫の死骸をあまり見ないのも、こうした自然の中の微生物がそれらを分解しているからです。
本物の自然素材であれば、約1年で土に還りますが、人工的に作られた石油化合物の繊維などは土に還ることはありません。
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A.10 |
@硫黄酸化物
自動車の排気ガスや工場の煙には、硫黄酸化物や窒素化合物が含まれていて水を酸性に変えてしまいます。このガスや煙が雲や雨のしずくにとけると、酸性の強い雨、つまり酸性雨になってしまいます。
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A.11 |
@植物や森林が枯れる
酸性雨の一番大きな被害は森林の立ち枯れ。そして、酸性雨が降り続くと土の中の微生物も死んでしまいます。また、酸性雨が湖や川に流れ込むと、ひどい場合、魚が住めなくなります。
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A.12 |
B3人で1台の車を使う
相乗りをしたり、決められた場所に車を止めておいて、お互いのスケジュールを調整しつつ1台の車を使うカーシェアリングの考え方がもっとも環境にやさしいといわれています。
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A.13 |
B二酸化炭素
二酸化炭素は地球温暖化の直接原因となる率が60%以上なのだそうです。ですから、二酸化炭素はどうやって量を抑えるかや、今ある二酸化炭素をどうやって吸収させるかという対策が真剣に検討されています。
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A.14 |
B2kg
冷蔵庫は扉の開け閉めが多ければ多いほど、電気代がかかります。つまり、1日に10回減らすだけでも電気代の節約になるというわけです。電気を使うことを減らすことができれば、それだけ電気を起こすために発生する二酸化炭素も減らすことができるのです。
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A.15 |
@地球の温暖化
このまま地球の温暖化がすすむと、海面が上昇して数多くの島々が海に沈んでしまうそうです。特に、マーシャル諸島や低地の多いバングラディシュが一番大きな被害を受けるといわれています。また、温暖化は地球規模で異常気象を起こし、地球上の各地で水の循環が影響を受けるといわれています。
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A.16 |
@約50センチ
20世紀の間、海面は10〜20cm上昇しました。
今後、地球温暖化に伴う海水温の上昇による体積がふえるのと氷河がとけることによって、2100年までにさらに9〜88cm上昇すると予測されています。
21世紀の間、南極の氷がとけるかどうかは現在の科学では確実な予測はできませんが、今後1000年では南極の西部の氷がとける可能性があり、その場合は海面は現在より3m上昇する可能性があるそうです。
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A.17 |
Aリサイクル
リサイクルは、古紙が紙に再生されたり、空き缶が鉄材に再生されるように、原材料として再利用することを意味します。これは第3のRといわれています。
自転車や自動車は、バラバラにされて鉄の原料になります。しかし、原料としてリサイクルする以前に、修理して使ったり部品を繰り返し使うほうが望ましいでしょう。ガラスびんもガラスくずとしてびんの原料になっていますが、それ以前にビールびんのように何回も繰り返し使う(リユース)ほうが、ごみの減量にも資源の節約にもつながります。
そして、一番環境にやさしいのは、ごみの発生を抑え、資源の消費を減らすことです。不必要な製品はできるだけ使わない、生産しない(リデュース)を心がけて生活しましょう。
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